2014年度 卒業生からのメッセージ

  • 先生たちの楽しそうな姿に憧れていました

    出身校:湘南白百合学園高等学校
    進学先:慶應義塾大学 総合政策学部 総合政策学科
    合格校:東京女子大学 現代教養学部 情報理学
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    高1の冬から数学、高2の冬から物理、高3から化学をエデュカで教わりました。エデュカの先生たちの授業は受験のための勉強というより、数学・物理・化学のそれぞれの面白さを教えてくれるものでした。そのため、エデュカで受ける授業は毎回楽しく、理解することができました。

    また、先生たちが黒板で問題を解説してくださるとき、楽しそうに考えて解く姿にいつも憧れていました。自分も先生たちのように楽しく問題を解きたいと思って頑張っていました。

    高3の直前に部活を引退して受験勉強を本格的に始めました。しかし、エデュカの授業のおかげで基礎を理屈から理解できていたので、自分よりもっと早くから受験勉強を始めていた人より、触れている問題数は少なくても、受験で闘うことができたのだと思います。

    数学は授業だけではなく、復習が本当に大切だと思います(テストゼミまでは予習も大切でした)。また、私は毎日寝る前に青本とクリーム本の授業ノートを読んでいました。そして自分が気づきにくいことや、解き方のストーリーを再確認していました。それは直前期、過去問に追われる生活をしている中で、とてもためになったと思います。

    私は夏休み以降、毎日のように自習室を利用していました。周りには意識の高い子がたくさんいて刺激を受けることができ、わからないことがあれば参考書もたくさんそろっているし、何よりも先生にすぐに聞くことができるところがとてもよかったです。

    できないときも多く、間に合うか不安でしたが、エデュカの先生たちはうじうじ悩む前に、黙々と勉強して実力を付けることを私に叩き込んでくれました。また、先生たちが授業中に話してくれる励ましの言葉をノートのすみに書き写して頑張りました。

    これからもエデュカで学んだことを活かしていけるように、夢に向かって勉学に励みたいと思います。

  • 本質を追求する授業でした

    出身校:逗子開成高等学校
    進学先:早稲田大学 教育学部 数学科
    合格校:学習院大学 理学部 数学科
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    僕がエデュカに入塾したのは、高2の夏でした。このときから数学と化学を受講しました。入塾時から高2の12月まではあまり受験を意識している授業ではなく、学問の本質を追求する授業でしたが、受験勉強を本格的にスタートさせるいいきっかけとなりました。

    それから、数学と化学の授業は受験を意識し始め、物理速修の授業も始まり、忙しくなりましたが、その内容はどれも素晴らしいものでした。

    数学は、ずっとFクラスで受講しました。青本やクリーム本といった非常に良質な題材で、渡辺先生がわかりやすく解説してくださったため、順調に力を付けることができて、数学が好きになりました。テストゼミでは、問題によっては上位になれたり、問題文の読み違いなどで下位になってしまったり、激しい上下変動がありましたが、きめ細かい添削の効果もあり、最終的には力になりました。

    化学に関してですが、吉久先生は、センターレベルのことを完璧にするようおっしゃっていたため、センターの過去問やテストゼミの簡単な問題で間違えた知識を、その都度メモし、頭に入れました。その結果、Gクラスで中の下くらいだった僕も、記述模試の成績があがり、センター試験本番で満点を取ることができました。

    物理は、速修クラスでした。勉強の能率が悪くて、直前の追い込みこそ間に合わなかったかもしれませんが、椿先生の授業は微分積分を用いる本質をついた授業で、将来的に役立ちそうな、興味を持てるものでした。

    高3秋に、遅れていた物理を中心にやったとき、上がりかけていた数学が逆に下がってしまったような気がして、そのときはつらかったですが、結果的に合格できました。後輩の皆さんも自分を信じて頑張ってください!

  • 立ち止まらず進み続けよう!

    出身校:フェリス女学院高等学校
    進学先:一橋大学 商学部
    合格校:明治大学 商学部 商学科
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    私が受験勉強を始めたのは、周りに比べて遅かったように思われます。特にエデュカに入塾したのは高2の秋でした。数学は苦手でしたが、それまで学校である程度一生懸命やっていて、受験もまぁなんとかなるだろうと思っていた私は、すぐに自分が間違っていたことを思い知らされます。予習・復習はちんぷんかんぷん、授業も学校とは大違い。正直焦りました。

    それから復習を中心に必死に勉強し、なんとかMクラスに居続けることができました。また、先生曰く「受験の基礎がつまった」青本やクリーム本を繰り返し解くこと、さらには先生方の華麗ともいえる解説が楽しく感じられて、徐々に数学に自信がついていきました。実際、市販の問題集でも解ける問題が増えたという実感はありました。

    しかしそんな自信とは裏腹に、高3秋から始まったテストゼミはいつも20点くらいで、授業自体は楽しいのですが、毎回、解答用紙を提出することも、返却された自分の解答用紙を直視することも億劫でした。自分では頑張っているつもりなのに、点数は一向に伸びないため、正直数学に対する苦手意識も再び募っていきました。それでも立ち止まる時間はもうなく、ひどい点数にも落ち込まないようにして、とにかく毎回授業に出て、ひたすら復習や過去問をこなしました。

    一橋の数学は傾向がはっきりしているため対策が立てやすかったこともありますが、テストゼミではあんな点数だった私も、結果、本番では(単純なミスもしてしまいましたがそれでも)そこそこの点数だったように思います。

    エデュカの数学は、本当にやればやるだけ伸びます!もちろん早く始めるに越したことはないですが、出遅れていたとしても、ちゃんとやればしっかり挽回できます。先生方を信じて、自分を信じて、とにかく進み続けてください。きっと結果はついてきます。

  • 勉強の質を高めてくれたエデュカ

    出身校:サレジオ学院高等学校
    進学先:東京慈恵会医科大学 医学部 医学科
    合格校:昭和大学 医学部 医学科
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    僕は高校1年の終わりの春期講習からエデュカに入塾しました。入塾してすぐ、青木先生の授業に感動しました。今まで、公式やパターンを覚え、それを当てはめるだけになっていたところに、青木先生が何度もおっしゃっていた「当たり前だと思えない公式は使うな」という言葉が、自分の今までの勉強を根本から見直させてくれました。そして、数学を根本から勉強していくうちに、理解がものすごく深まっただけでなく、数学の勉強が楽しくなっていきました。

    また、高校3年の夏期講習から通い始めた化学では、速修コースの途中からという遅れがあったけれども、吉久先生にアドバイスをいただき、何とかついていくことができました。

    僕は、高校3年の夏休みまでサッカー部に所属し、部活漬けだったので、思うように勉強に時間を割くことができませんでした。その中でもエデュカでの本質を理解する勉強法で予習・復習をしていくことが、数学を得点源にすることができた理由だと思うし、他の科目でもこの勉強法が質を高めてくれたのだと思っています。そして受験で終わりではなく、これから医学部で勉強していくときにも、この理念を決して忘れずにやっていきます!

    受験生の皆さんには、体調を第一に考えて頑張ってほしいです。確かに勉強量は大切ですし、焦る気持ちもわかりますが、だからといって、夜遅くまで勉強することは、僕はおすすめしません。時間を決めて、その時間の中でエデュカを信じて、自分を信じて着実に勉強していくことが1番よいと思います。心より応援しています。

    最後になりますが、楽しく、わかりやすく、熱い授業をしてくださった先生方、自習室などの環境づくりをしてくださった事務の方々、チューターの方々に、この場を借りてお礼を述べさせてください。本当にありがとうございました。

  • “あたりまえ”を積み重ねて 考え方を手に入れられた

    出身校:フェリス女学院高等学校
    進学先:東京工業大学 工学部 第6 類
    合格校:慶應義塾大学 理工学部 学門4、東京理科大学 工学部 建築学科、明治大学 理工学部 建築学科
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    私が初めてエデュカに来たのは高2の冬でした。それまで物理も化学もほとんどやっていなかった私は、友達から速修コースがあることを聞き、一から学べることを知ってエデュカに入ることを決めました。

    化学速修では化学に対しての考え方を変えることができました。それまで私は化学を暗記科目だと思っていて苦手意識があったので、センター試験の過去問を見たときに、半分も取れないのでは、と不安でいっぱいでした。しかし、速修クラスでは今まで自分が知っていた化学とは違った化学を手に入れることができ、苦手意識はまったくなくなり、化学を好きになることができました。化学速修では“あたりまえ”のことを積み重ねていき、考え方を手に入れられるように教えてもらえるため、知識を入れるのもつらくなくなりました。また、乱雑さとエネルギーについてなど、化学の基礎となる重要なことなのに学校では習っていなかったことを学べたのも大きかったと思います。そうして秋には難しいと感じていたセンター化学も怖くなくなり、何回か解くうちに9割で安定するようになりました。すべて、化学の本質を学べたからこそできたのだと思っています。

    また、物理速修でも一から学び、考え方を身につけられたことがよかったと思います。最初、物理は好きだったのですが、問題になるとどうしていいかわからず、公式もあいまいで解くことができませんでした。しかし物理速修では考え方を手に入れることができ、受験につなげることができました。特に、東工大は物理が120分もあり、1問に40分も使えるため、問題をたくさん解いてパターンを覚えるというよりも、問題に出会ったときに自分の力で状況を読み取り、正しい式を作っていく、ということが大事だったので、物理について速修で学べたことはとても大きかったなと思っています。力学は難しくて最後まで苦しめられましたが、自分で考える力をつけられたから、頑張ることができました。結局、私はAO入試で合格することができて、本試験は受けていないのですが、それも本試験になっても大丈夫だと思えるくらい勉強して、自信につなげていけたからだと思っています。

    エデュカで学んだことは受験するうえでの自信にもなったし、将来にも役立つ貴重なものだと思っています。エデュカを選んで本当によかったです。ありがとうございました。これから受験生活に入る皆さんは大変だと思うけれど、悔いの残らないように毎日自分にできる精一杯を続けていってください。応援しています!

  • 刺激的で衝撃的だった「論理克服講座」

    出身校:浅野高等学校
    進学先:京都大学 工学部 工業化学科
    合格校:早稲田大学 先進理工学部 生命医科学科
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    僕がエデュカに初めて来たのは高2の夏でした。夏期講習を受けて、素直に「授業が面白い」と思い、魅了されました。当時、僕の成績は悲惨なものでしたが、唯一、数学は少しばかり自信がありました。ですが、クラス分けテストの出来はひどく、二つあるクラスうちの下になり、いかに自分が思い上がっていたかを痛感しました。高校の友人が上のクラスだったこともあり、入塾をためらいましたが、ここで逃げたらずっと変わらないと思い、入塾しました。

    エデュカの授業は僕にとって、どれも刺激的なものでしたが、中でも衝撃的だったのは青木先生の「論理克服講座」です。受講した後は、「今まで自分が数学だと思ってやってきたものは、ただの数字、記号遊びだったのか」と思うほどであり、同値記号を軽々と書けなくなりました。もう一つ、数学に関して述べるとすれば、青本とクリーム本の予習・復習、そしてその授業ノートを大切にしたほうがいいということです。これらは本当に大切な土台です。

    理科は基本独学でしたが、時間内に点をしっかり取る練習として、高3の秋から物理、化学ともに演習クラスに入りました。ある程度の基礎力がある人にとっては本当に実践的な演習になると思いますし、穴が多い人にとっては復習が大変な演習になると思います。これは全テストゼミ共通かもしれません。

    直前期になると、いろいろと不安を抱える人もいると思います。受験勉強が完成するということは普通ありえないことなので、変に不安に悩まずに、とりあえず手を動かしましょう。勉強することが無限にあるように、自分が成長する過程も無限にあります。

    せっかくエデュカに通っているのだから楽しみましょう!

    僕はエデュカで学べて本当によかったと思います。ありがとうございました!

  • 受験のためだけでなく、 学問を楽しむための場所でした

    出身校:高輪高等学校
    進学先:東京工業大学 理学部 第1 類
    合格校:慶應義塾大学 理工学部 学門2、早稲田大学 基幹理工学部 学系1、東京理科大学 理学部第一部 数学科、上智大学 理工学部 情報理工学科
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    僕が初めてエデュカの授業を受けたのは高1の夏でした。もともと兄がエデュカ生だったので、どんな塾なのだろうと思って夏期講習を受けたわけです。学校ではただ覚えさせられていた加法定理を面白く説明してくれて、もっと数学のいろいろなことを知りたいと思って入りました。

    秋からは青木先生のクラスに入れて、そこからはずっと通常授業は青木先生のお世話になったのですが、とても面白かったです。2次の微小量が無視できる理由、一般の2次曲線やオイラーの式など、高校数学を越えた内容に触れられたことにも感動しました。僕にとっては、エデュカは受験のためだけでなく、学問を楽しむための場所でした。

    エデュカでは質問をメールで行うことができたので、シャイな僕でも気軽に質問できました。直前期には谷内先生から応援のメールやアドバイスなどをいただきました。うれしい限りです。

    高3の秋からはテストゼミで、物理は安定して4、5割は取れていたのですが、数学は壊滅的で、ときには100点満点中2点という素晴らしい(?)点数をとったこともあります。当時、正直かなり落ち込み、半泣きでしたが、それでもやはり数学は好きでした。頑張れたのは「学ぶ楽しさ」なのかもしれません。

    エデュカの後輩の皆さん。これから受験という名の嵐がやってくると思いますが、まずは学問を楽しみましょう。好きになれば、とことん集中して勉強できるからね。つらいこともあるだろうけれど、頑張ってください。応援しています。

    最後になりましたが、今までお世話になった先生方、本当にありがとうございました。

  • 化学の学問的な面白さに気付くことができた

    出身校:聖光学院高等学校
    進学先:東京大学 理科Ⅰ類
    合格校:慶應義塾大学 経済学部 経済学科、慶應義塾大学 薬学部 薬学科、早稲田大学 創造理工学部 経営システム工学科
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    中学生のときから化学が苦手だったのですが、他教科に追われ放置していました。高2の終わりに危機感を感じ始めた頃、友人からエデュカを紹介されました。最初はあまり通塾するつもりはなかったのですが、学校の複数の先輩からエデュカを強く勧められたため、自分にとって必要なさそうだったらやめようという軽い気持ちで入塾しました。学校の先輩は演習クラスに通っていたので、それにならって吉久先生の演習クラスに入りました。

    吉久先生の授業はとても面白かったです。今まで授業を楽しいと感じることはありましたが、授業の内容自体を面白いと感じたことはありませんでした。吉久先生は化学がどのように生活に関わっているかを、わかりやすく、面白く伝えてくれるため、初めて化学の持つ学問的な面白さに気付くことができました。

    エデュカの演習クラスは、高3の初めには化学の全範囲が終わっていたのに対し、学校の授業は、有機化学と化学Ⅱの理論分野がその時期には未履修という状況だったため、初めの頃は演習クラスの授業についていくことができませんでした。速修クラスに移ることも考えましたが、演習クラスで二学期に行われるテストゼミ形式の授業に魅力を感じたので留まりました。夏前頃には学校の授業が進み、また自分で勉強したこともあり、演習クラスの授業についていけるようになっていました。

    テストゼミはとても有意義なものでした。一学期と夏期講習の講義式の授業で実力をつけて、二学期のテストゼミ形式の授業では自分の穴を埋め、限られた時間内における得点力をつけることができました。テストゼミでは時間内に解ききれない量の問題が課せられ、その問題の解説と点を取る術を教わります。講義で教わったことを次の週のテストゼミで試すことで、自分のものにすることができました。短い時間の中で得点する力は、自分が志望していた東京大学の入試の化学においては特に必要な能力だったので、テストゼミは志望校合格に大きくつながったと思います。毎週6題の問題を解くことになるので、十分すぎるほどの実践経験を積むことができました。また、テストごとにクラスにおける自分の順位がわかるので、一つでも順位を上げようと頑張ることができました。

    エデュカの自習室は静かで勉強しやすい環境ですし、頑張っている仲間を見ると、負けまいと頑張ることができました。また、先生に質問をしやすい環境も整っており、スタッフの方々は全力でサポートしてくださるので、エデュカは合格の大きな助けになると思います。後輩の皆さん、エデュカで楽しく勉強してください!

  • 「受かる人」の姿勢を学ぶことができた

    出身校:横浜雙葉高等学校
    進学先:横浜市立大学 医学部 医学科
    合格校:北里大学 医学部 医学科、早稲田大学 先進理工学部 生命医科学科、東京理科大学 理工学部 応用生物科学科
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    私は高3で1年間、化学速修コースをとっていました。吉久先生の授業はほかに演習コースがあり、私の友達がそのコースで、高3の初めにはすでに難しそうな問題を解いているのを目の当たりにしていたため、出遅れた感があり不安でした。

    吉久先生が教えてくださった化学は、私の知っていたうわべの化学を、なぜ?なぜ?と深く深く掘り下げていくものでした。なぜ炭素が私の身体をつくるのか。どうやって鍾乳洞ができるのか。氷が水に浮くから私たちは生きていられるんだ!このような新たな視点は化学をより身近なものにし、学ぶ姿勢を作り上げてくれました。無機化学のような暗記分野と思われる分野も、理解があると、当たり前のこととして捉えることができ、センター前に詰め込むようなことはまったく必要ありませんでした。

    冬が近くなり、速修クラスでもすべての分野を習い終わるとテストゼミがありました。この授業では、本格的に受験科目としての化学をどう解くかといったテクニックに加え、「受かる人」の姿勢を学ぶことができたと思っています。

    私は防衛医科大学を11月に受け、落ちてしまいました。実力不足だったというのが第一の理由なのですが、私は第二の理由として「受かる人」の姿勢でなかったからだと思っています。時間に余裕がなくても、最後まであきらめずに手を動かす人が「受かる人」です。防衛医大を受験する前は、そんなの当たり前でしょと思っていたのに、防衛医大受験において私は最後の2分間、白紙の多い答案を見つめていたのが事実です。

    エデュカに行って一番よかったと思うのは、何としてでも受かりたい!という気持ちを答案にぶつけられる人になれたことだと思います。エデュカの先生方は探究心が強く、丁寧に教えてくださるだけでなく、勉強する姿勢、受験する姿勢を教えてくださいます。不安が大きいまま、速修クラスを受けていましたが、高2のときには好きでも得意でもなかった化学を好きになり、受験科目としても最も点のとれる科目になりました。後輩の皆さんには、化学の速修を安心してとってほしいです。

    本当に一年間、エデュカでお世話になり、ありがとうございました!

  • 単純に数学が楽しいから通い続けた

    出身校:慶應義塾高等学校
    進学先:慶應義塾大学 医学部 医学科
    合格校:
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    僕がエデュカに入ったのは中学2年生になる春のことでした。その頃の僕は部活に熱中するわけでもなく、そうかといって勉強を一生懸命しているわけでもありませんでした。そんな僕を見かねた母親に言われるがまま、編入講座を受講することになったのです。その講座を担当されていたのが渡辺哲先生で、学校とは違った「心に広がる数学の世界」に魅了され、入塾を決意しました。そして5年間、「勉強するために」ではなく、「楽しいから」という理由で通い続けることになったのでした。僕が通っていたのは進学校ではなく、付属中・高だったので、エデュカの進度と学校の授業とはまったく違うことも多かったのですが、それでもエデュカを続けたかったのは、単純に「数学」を勉強することが楽しかったからです。

    エデュカの特色は青木先生が繰り返す「公式は覚えるものではない。導けばいいのだから」という言葉に集約されると思います。ともすれば問題集を暗記する勉強に陥ってしまいがちですが、この言葉は「本質を理解して、論理的に考える」という数学の原点に常に引き戻してくれました。

    さて、高校生になるとオーケストラ部に入り、部活動が忙しくなるとともに、内部進学のため、学校の成績も無視できなくなりました。そこでもエデュカの勉強スタイルは大いに役立ちました。

    渡辺哲先生は毎回の授業の中でさまざまな話をしてくださったのですが、その中で僕が印象に残っているものは「環境が自分を伸ばしてくれる」です。聞いたときは「そうだよなぁ」としか思っていなかったのですが、今改めて考えると、これはエデュカの環境のことを言っていたのだと思います。それぞれの科目のことが本当に好きな先生方、高い目標を持って努力するエデュカ生のみんなに囲まれていた環境は、僕にとってエデュカでしか得られない貴重なものでした。

    最後に、この場をお借りして、いつも楽しくわかりやすい授業をしてくださった先生方、いつも優しく対応してくださった事務の皆さんに感謝したいと思います。
    5年間、ありがとうございました。

  • 志の高い友達に囲まれて自習室で頑張った

    出身校:横浜雙葉高等学校
    進学先:北海道大学 総合理系 生物重点選抜群
    合格校:東京女子大学 現代教養学部 数理科学科、北里大学 理学部 生物科学科、北里大学 獣医学部 生物環境学科、明治大学 農学部 農芸化学科
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    エデュカには中2の冬からお世話になりました。私にとってエデュカは、数学や化学を根本からわかりやすく学べる素晴らしい塾であると同時に、先生方が本当に楽しそうに数学や化学と向き合っている姿を、教室や講師室など間近で見られる場所でもありました。その姿があったからこそ、入塾してから5年間、苦手ながらも理系科目を一度も嫌いになることなく、ずっと楽しんで勉強してこられたのだと思います。

    エデュカはアットホームで本当に面倒見がよく、こんなにレベルが高い授業や厚いサポートを受けられる塾は、ほかにはありませんでした。高3の春、北大を目指すことに決め、講師室で数学の渡辺先生に1年の勉強方針について相談していたときも、当時は習っていなかった他の科目の先生方まで出ていらして、一緒にアドバイスをくださり、なんて親身でいい塾なんだろうと感動したことが思い出されます。

    また、エデュカには同い年の志を高く持った友達がたくさんいました。いろいろな学校の友達と仲良くなり、テストゼミで高め合っていくと、自分が通っている学校の中だけでは得られない視野を得ることができると思います。私自身、同い年ながら自分より何倍も努力家で秀でている友達に囲まれ、「置いていかれたくない!」という一心で毎日、自習室の机に向かっていました。

    高3の後半、理科に時間をとられがちで数学にそれまでほど時間を割くことができなくなった時期には、数学は毎週授業で行われるテストゼミの内容を完璧にすることだけを課題に勉強しました。秋になっても夏からの成長を自分で感じられず、この勉強方針でいいのかと不安になることもありましたが、最終的に私が成長を実感し、テストゼミでも安定して得点できるようになったのは、1月に入ってからでした。そして受験当日、2時間あった数学の試験中、ペンが進まず頭が真っ白になりそうになったときには、渡辺先生の「まずは実験をして、妥当性のチェックを忘れずに。解ける問題を丁寧に確実にとろう」という言葉を思い起こし、最後の1秒まで力を出し切ることができました。

    春からは憧れの北大生です。青木先生がよく、必要十分条件についての例えとして「北海道にいても札幌とは限らない。札幌にいるのなら北海道にいる」とおっしゃっていたことが思い出され、なんだか喜びもひとしおです。

    最後になりましたが、渡辺先生と吉久先生をはじめ、多くの先生方、チューターや事務の方々には本当にお世話になりました。エデュカに入って本当によかったです!心から感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

  • 公式や現象を納得できるので楽しめた

    出身校:フェリス女学院高等学校
    進学先:東京大学 理科Ⅱ類
    合格校:東京理科大学 理学部第一部 化学科、早稲田大学 先進理工学部 化学・生命化学科
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    私がエデュカに入塾したのは高2の冬で、化学と物理の速修講座をとるためでした。化学、物理ともに高校の定期テスト対策ぐらいしかしていなかった私にとって、1年で理科の全範囲を基本から勉強できるこの講座はとてもありがたかったです。エデュカの授業は教科書に書かれている公式や現象を納得できるまで理屈で教えてくださるものだったのでとても面白く、入塾してすぐエデュカに通うのが楽しくなりました。

    速修講座が始まってから夏休みが終わるまでは理科よりも数学、英語の勉強に力を入れていました。よく言われることですが、数学、英語は成績を伸ばすのに時間がかかるので早めに対策したほうがいいと思います。特に英語をきちんとやっておけば入試直前期の不安がかなり減るので、この時期に集中すべきです。

    理科の対策を本格的に始めたのは9月からです。9月、10月の2カ月間は物理、化学ともに基本問題をこなしました。基本問題の演習というとつまらないことのように思われがちですが、基本的な問題であるが故に、「わかっていたつもりでも、わかっていなかった」分野が見つかりやすく、その中身の理解に集中できるので、私にとっては案外楽しい作業でした。

    ただ10月の終わりごろからはさすがに焦って、二次試験レベルの問題も多少取り組んでいました。が、明らかに周りより遅れていたようで、11月の志望校模試の結果は散々で、化学も物理も受験者平均点に届かずC判定とD判定でした。11月、12月に二次対策の時間をたっぷり取りたかったのですが、志望校模試の後、あっという間にセンター試験がやって来て、過去問を始める暇もありませんでした。結局、過去問を始めたのは1月末で、そこから入試本番までは物理と化学の過去問をひたすら消費する毎日で、なんとか入試本番に間に合いました。

    私の受験生としての1年はこんなものでした。見ての通り、模試の成績はひどいものでしたが、何とか追い上げが効いて合格できました。素晴らしい授業をしてくださったエデュカ講師の方々、私たちを支えてくださった職員の方々には本当に感謝しています。1年間ありがとうございました!

  • 理解を深め、運用する力を鍛えられた

    出身校:東京学芸大学附属高等学校
    進学先:京都大学 経済学部
    合格校:国際基督教大学 教養学部
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    僕は国立の高校に通っていて、エデュカに通い始めたのも高2の冬からで遅いほうでした。少数派かとは思いますが、国公立の高校生にもエデュカに興味を持ってほしいと願って書きます。もちろん、中高一貫校の人にも参考になればと思います。

    エデュカに通って得られた一番の収穫は、数学における論理的な部分の理解を深め、自ら運用できる力を鍛えられたことだと思います。これらは漫然と受験勉強をしているだけでは意識にものぼりませんが、記述答案を作るうえでは大事なことです。また、エデュカに通ったからといって裏ワザのように簡単に身に付くものではなく、反復して何度も自分の力で答案を作り、他人にその間違いを指摘されながら試行錯誤してやっとモノになるものです。エデュカの先生方はみなそれをよく理解しておられ、自分が至らない質問をしたときも理解できるまで根気よく付き合ってくださいました。ちなみに通常授業ではずっと青木先生の授業を受けていましたが、先生のひょうきんな(?)お人柄と相まって、和やかかつ真剣な雰囲気で授業が行われており、自分には毎週楽しみでなりませんでした。

    ほかにも先生方は授業中にさまざまな雑談をしてくださいました。「受験本番に向けての心得」や「数学という学問への姿勢」にまつわるものが多く、すべてメモしたものをまとめておいて受験当日に見直していました(笑)。テストゼミも印象深いです。自分は最初の頃、平均点にも及びませんでしたが、中盤からは何度か平均点を超えることができました。また、厳しい(愛のこもった?)添削もエデュカならではだと思います。受付の方に頼めば「大学への数学」という雑誌を借りることもできます。僕もかなり使用していました。

    あと、自分から伝えたいことをいくつか。予習・復習をしっかりやってください(特に復習!)。先生方にも何度となく言われていることでしょう。しかしやっていない人も必ずいるはずです。僕もその一人でした。行事なんかがあるのもわかります。僕も9月まで文化祭にコミットしていました。それでも必ずやりましょう。

    最後に、主に受験生に向けてですが、その日に自分の頭に入ったこと、できるようになったことがその日の勉強量です。何問解いたとか何ページやったとかあまり参考になりません。エデュカを上手に利用すれば自ずとよい結果が出ると思います。高校生活を楽しむことも忘れずにほどほどに頑張ってください。エデュカの皆さん、ありがとうございました。
    ※経済学部とありますが、理系もあります。興味があれば調べてみてください